座敷童子が、二人になった
先日、我が家は旦那の仕事関係で
アパートを引っ越ししました。
座敷童子の、ち~は首が取れちゃうくらい
横に振り離れたくないと泣いた。
私達だって、心を引き裂かれる思いで
引っ越し作業を急いでいた。
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ある日、私の師である方にお別れの
ご挨拶を兼ねて話をした時に、
あまりに可愛そうなくらい泣きじゃくる、
わらしこ(童子)だな~と不憫に思い、
本来はあまりすすめないが、
と座敷わらしの宿移しをしてくれました。
人形に、ち~の御霊を入れて新居で解放する方法だ。
そうして、サヨナラするはずだった、
ち~も一緒にお引っ越し出来た。
私達も、ち~も幸せである。
さて、新居で、ち~を解放する前に「えっ!?」と気付いた。
なんと、玄関内には男の子の童子が既にいたのだ。
物件は旦那の社宅になるから旦那だけが探して、
私は方角とか指示だけして入居まで、
一度も新居に行っていないからドアを開けてビックリしたのだ…
旦那は何にも見えないので、何も感じず、
ただ私の要望だけで物件を決めて来たのだ。
さてさて…ここで、ち~を解放して喧嘩にならないか?
先人の童子くんと話を先にしました。
童子くんの名前は一朗太くん4歳。
前の住人がいた頃からこの家にいたらしい。
前の住人は何にも見えない人で、
一朗太くんの存在に気付かず過ごし引っ越したそうだ。
実は女の子の童子を連れてきたのだけど…
一緒に居ても良いかな?…ダメ…かな?
そう聞いたら、怒るどころか喜んだ。
それを確認してから、ち~を解放した。
同じ年頃の子供はすぐ、仲良しになる。
荷ほどきしているうちにもう、
一緒に昼寝したり遊んだりしています。
これで我が家には子供が1人増え賑やかになりました。
生活が落ち着いたら、一朗太くんの使える
おもちゃを買ってあげようかな。
車のオモチャとか、けん玉なんて良いかな?
今回は我が家に新しい家族(童子)ができたお話でした。
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