意外と知らない箸の使い方のお話

豆知識

最近、気温も真夏並みになりそれと共に、

梅雨入りし始めて体調を崩しやすい時期になりましたが、

皆様お元気にお過ごしでしょうか?

 

今日は知らず知らず、皆様が食事の際にやってしまっている

箸の使い方(嫌い箸)についてお話したいと思います。


スポンサーリンク

皆様が数人で会食なさるときに、大皿料理が出てきます。

そのときに、自分の分を頂くとき、

どのようにして取り皿に移されますか?

大皿に取り分け用のトングや取り箸がある場合は、

勿論そちらを使いますよね。

 

では、トングも取り箸もない場合はどうなさいますか?

皆さん箸を反対にして頭の部分で取り分けていませんか?

これは、逆さ箸(返し箸)と言われて、嫌い箸の1つです。

 

勿論、本人は周りの人に悪いから口をつけた箸ではなく、

頭の方で取り分けていると、気遣っているつもりですし、

周りも気を遣ってくれているなぁと、感じると思うでしょう。

しかし、マナーに詳しい方の前では、

実は「やめてほしいな」と思われる行動なんです。

 

この行動はマナー違反にもなるので、嫌う方は嫌います。

意味は手で持って使った方で、食べ物を取るなんて衛生的にいけない。

と言うことが現在の理由ですが…

 

昔は逆さ箸は、神仏がお使いになる箸と言うことで、

逆さ箸は使わないようにとされていました。

神仏がお使いになる逆さ箸ではなく、

いつもの箸の使い方が私達の使うべき作法です。

 

では、トングも取り箸もない場合どうしたらいいの?

直箸も嫌われるし…そんな時はそっと席をはずし、

店員さんに取り箸を大皿の数だけ頂きたいと伝えます。

ダメです!!などと断る店員さんは、いらっしゃらないですから、

ちゃんと取り箸を準備してくださいます。

 

また、馴染みのお店でいつも取り箸やトングがついて来ないのを

知っている方は、予約の際にそっと幹事の方に予約の際に、

取り箸をつけてほしいとお店に言うように伝えるか、

ご自分で入店の際にそっと店員さんに伝えましょう。

 

テーブルに割り箸や、自由に使える予備の箸がある場合は、

さりげなく各皿に割り箸や、予備の箸を置いてあげましょう。

折角、気の会う方々との会食ですから、

少しでも気持ちよく楽しく時間を過ごしたいですものね。

今回は嫌い箸の1つ、逆さ箸(返し箸)のお話でした。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました