3日前にある出来事がありました。
私は1年前に退職していますが、
勤務中は先生と呼ばれる仕事をしていました。
私はそんなたいした人間ではないが、
仕事上そう呼ばれていました。
その仕事をしていた時に、
何度も接していた方がいらっしゃいます。
何十人、何百人接する中でも、何人かは印象深い方がいます。
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私もその中の高齢のおばあちゃんを、
退職した今もたまに思い出しては懐かしく、ほのぼのしていました。
お婆ちゃんは私を孫みたいに話したりしてくれました。
そのお婆ちゃんが、いきなり目の前に現れた!
私の自宅を知っているわけはないし、
鍵もしていたし、お婆ちゃんがここに居るということは・・・
いやな予感がしました。
お婆ちゃんはちゃんとお化粧をして、
ニコニコ笑ってたっていました。
何でお婆ちゃんが目の前に現れたかが
すでに分かっていたから私は何もいえませんでした。
なくのを堪えて、私も笑いました。
お婆ちゃんは、「杏子先生ありがとね~、一杯お世話になったわね~」
そういいながら、しばらくお話して最後に「さよなら」と笑顔で言って、
手を振りながらす~っと消えました。
最後のお別れを、ワザワザ私にしにきてくれたのだ。
おばあちゃんの年になれば、数え切れない出会いがあるでしょう。
そんな中で、私にお別れを言いに来てくれたことは、
とても嬉しかったです。
だけど、とても悲しい。。。
そして、今日かつての同僚から
「○○さんが亡くなったって!」と、連絡を受けました。
ご家族が、お婆ちゃんが生前、元職場をとても気にかけていたと
わざわざお婆ちゃんが亡くなったのを知らせてくれたそうだ。
お知らせに来てくれた時にすでに分かっていたから
「そうなんだ・・・連絡ありがとう」と答えたら
「驚かないの?何だか前から知っていたみたい」と元同僚が言うから
「びっくりしているよ!」と答えました。
とても悲しいお別れでした。
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