お彼岸に入ってから、我が家の周りを何度となく行ったり来たりする
小さな可愛い鈴の音が聞こえてました。
我が家の車のキー等に鈴をつけているのだが、
大きめだから音は全く違う。
凄く小さくて可愛い透き通った音の鈴の音。
スポンサーリンク
最初は近所の子が遊んでてウロウロしてるのかな?
とか思って気にもしませんでした。
ところが、座敷わらしのち~が、
一生懸命玄関から出てみろ!って手を引っ張る。
「???」
何でかしらね?何か有るの?と、靴を履いて外へ出た。
ち~は玄関からは外に出れないから、
玄関内で待機させてドアを閉めて周りをキョロキョロ見渡したら…
小さな少女が「おばちゃ~ん!」て、走ってきた。
あの可愛い鈴の音は、その子が身に付けていた鈴からだった。
ただ、様子が違う!
どう見ても今時の格好ではなく、防災頭巾を着てモンペ?
みたいなズボンと、ブラウス姿で顔から体あちこちに煤けたような、
焦げたようなあとがあった。
「どうしたの?」
と目線を少女に合わせて、しゃがんで話しかけてみると
「お母さんが見つからない」「お家に帰りたい…」と、
半分泣きそうに話してくれた。
お腹空いてない?と聞いたら「空いている」と言うので、
待っててね!と、おにぎりと飴をあげました。
誰かに取られない様にするみたいに、凄い勢いで食べてました。
勿論私には見えるだけで、おにぎり自体は消えたりはしませんよ。
落ち着いたところで、胸に縫い付けてある住所と名前(良子)をメモしました。
この町は昔はバラバラになっていた町が、
現在は沢山合わさって1つの町になっています。
だから少女の住所の◯◯町と言うのは今はないようで。。。
だけど、ナビで探すと◯◯区と言う同じ名前の区がある。
そこへは我が家から徒歩でも行ける。
車は旦那が使用中だから、歩いてとりあえず探してみることにしました。
自分の勘だけが頼りの、行き当たりばったりの捜索開始!
スポンサーリンク
コメント